みなさん、こんちには。
ニセコはもう雪がちらつき始め、秋のライド風景の撮影も限界に差し掛かってきております。
さて、今回からはもう少しNiseko Gravel 2022に踏み込んだ内容になっていきます。
前回モニターライドの実施についてお伝えしましたのですが、そもそもの話、イベントやコース毎のターゲット想定がなければモニタリングのしようがないですよね。
そうです。
Niseko Gravel 2022は、(まだ詳細や造作まで詰めてはいないものの)実は現時点で全体イメージに基づくカテゴリー数や、コースごとのターゲットくらいは既に考えております。
今回はそんな、Niseko Gravel 2022の全体的なイメージと、そこから設定するカテゴリーについて触れていきます。
まずNiseko Gravelは、将来的にどんな車種でも参加OKなイベントに育てていきたいという想いから、イベント立ち上げ時より参加車種に制限を掛けず、自由にしていました。
それは「スタイリッシュなグラベルバイク」にむやみに固執する事自体が、オンロードとオフロードをハイブリット的に走れる、ラフで楽しいライドイベントの感覚に相反しているように思えたからです。
ただ2022年からは、距離カテゴリーにも幅を設ける予定のため、運営サイドの安全管理の都合上、一部条件を課すべきだと考えています。
そして、コース条件、機材、ライダーレベルといった部分を擦り合わせておく事こそが、今回のモニターライドの目的でした。ファンライドイベントとしてもさる事ながら、特に今後ツアーの販売・催行の展開を考えた場合、これはとても重要な要素だと思います。
そんな当初の想いと今回のモニタリングの流れから膨らませた、2022年距離カテゴリーのイメージは、初級(約35km)、中級(約60km)、上級(約85km)、エキスパート(100km超)の4展開となります。
獲得標高は初級(約35km)を500~600m前後とし、1カテゴリーごとに500mくらいずつ加算していければいいかと思っています。
、、、という事は、エキスパート(100km超)は2000~2100mくらいなんでしょうかね。
ここで、Niseko Gravel 2021にご参加頂いた方に少し伝わるよう、例に挙げます。
2021年のコースはこちらよりご確認さい。
上級(約85km)は、2021年のロングコース相当(ライン自体は変更予定)です。
エキスパートはさらにもう一段階をレベルを上げますが、逆に中級は2021年のミドル
コースより少し易しくします。
そして、もっとも大きく変えるのが初級コース(約35km)です。
2021年のショートコースは片道30kmだった為、出発地点に帰るには復路(オンロードとはいえ)を含む実質約60kmほど走らなければならない不親切設計で、それ故にほとんどエントリー者もおりませんでした、、、そりゃそうか。
2022年は、きっちり出発地に戻ってくるレイアウトに変更します。
と、ざっと4コースについて説明しましたが、難易度にここまで大きく差をつけた以上、やはりライダーのレベルや機材に応じたガイドラインをキッチリ作らねばならなくなるのは、必然と言えます。
もちろんグラベル率も、各カテゴリーの難易度に即した割合を目指して作りますが、それらの作り込みにはやはり「Niseko Gravel 2021」のアンケート結果や、モニターライド参加者の意見なども、大きく関係してくるでしょう。
ニセコの近況も交えつつそんな情報も発信していきますので、引き続きNiseko Gravelをよろしくお願い致します。